直木賞 高村薫の作品に韓国人出演 橋本徹を批判?尼崎事件って?作品はどんな物があるのでしょう?
直木賞受賞している作家 高村薫さんが、来年から直木賞 新選考委員に加わることになったそうです。 東野圭吾氏も同時に加わることとなったそうです。 二人とも、有名な大人気作家ですから、これからの新しい作家の発掘もみものですね。そして、彼らの新しい作品も楽しみですね
高村薫は、「マークスの山」で、東野圭吾氏は「容疑者Xの献身」で、直木賞を受賞しています。
高村薫のプロフィール
(たかむら かおる) 本名: 林 みどり
1953年2月6日生まれ
大阪府大阪市東住吉区出身 大阪府吹田市在住
1975年 国際基督教大学教養学部を卒業し、外資系商社に勤務していた。
小説家としての高村薫
OL時代に、会社の仕事を家でもするために、ボーナスでパソコンを買ったそうですよ。それで、働いて帰宅した後、時間があったので小説を書きはじめたんだそうです。
そして、アレヨアレヨと、3年で直木賞を受賞してしまったのです!!
大阪の1軒屋に猫4匹と住んでおり、独身で、両親も亡くなっているため、1人暮らしをしているんだって。
執筆活動は、普通の会社員のように朝9時から初めているそうです。作家のイメージは、不規則ですけど、彼女は、OL時代の名残りか、きちんと朝食も作るし、掃除もする時間を作っているという。
執筆には たばことウィスキー がお供なのだとか。そこは、小説家って感じですね・・・。
作家デビューしてから、直木賞を受賞するまで、3年だが、その前に会社を退職したそうです。 両立することはできない性格だからだそうだ。
小説を書くための取材は、メモのなどをとらず、体で感じているという。 その時の空気や、臨場感を感じ、それを、文章にしていくらしいですよ。普通だったら、忘れてしまいそうなので、すぐ、メモ取ってしまいますけど、やはり、違いますね!!
弟が二人おり、高村薫が、大学生のとき、2歳下の弟が、脳腫瘍で亡くなった そうです。仲が良かったそうで、突然、発病したため、かなりショックをうけていたみたいです。大学を卒業して、商社に勤め、秘書もしていたようですが、弟が亡くなってからの数年はまったく記憶がないそうです。
性格が、どうやら、とっても真面目なようです。遅刻するなんて以ての外といった感じ。
結婚したいとう気持ちもなかったそうで、子供が好きで、家事、裁縫などが好きだったため、養子をもらおうと思っていたくらいだそう。
1989年に、父親が、胃がんで亡くなった そうです。そして、作家デビューが1990年です。 なにか、意味があるのでしょうか。 弟や両親の死というのが、心境などがわかるので、小説を書くときに生かされているのかもしれません。
代表作品
1990年 「黄金を抱いて翔べ」作家デビュー
1993年 「マークスの山」で直木賞受賞
1997年 「レディ・ジョーカー」
2010年 「太陽を曳く馬」
映画「黄金を抱いて翔べ」
2012年11月に「黄金を抱いて翔べ」が映画公開されました。 監督は井筒和幸氏で主演は妻夫木聡だった。 銀行を襲撃し、地下にある金塊を奪う6人の男たちの話です。
この映画のキャストに韓国人でグループ 東方神起 のメンバーのチャンミンが出演していた。
このデビュー作品は、韓国でも翻訳をされていて、発売しているそうですよ。人気もあるようで、やはり、おもしろい内容で引き込まれていくのでしょうね。
橋下徹氏を批判した??
高村薫は、大阪市に住んでいることもあり、大阪市長の橋下徹氏の行動・言動は気になるのでしょうね。
どうやら、橋下氏が「光市母子殺害事件」で、弁護団に懲戒請求を送るとテレビで発言したため、弁護団と裁判となったことに対して、1審で敗訴した橋下徹氏に「痛快!」とコメントしたという。 しかし、その後、橋下氏の意見が通った時は、何もコメントをしなかったそうで、橋下氏は「この程度の人」と語っていました。
橋下徹氏のブログ
http://blogos.com/article/48721/?axis=&p=1
尼崎事件ってなんでしょうね??
尼崎事件と高村薫のことがネットにあがっていますが、なんなのか調べてみました。
どうやら、NHKの番組「NHKスペシャル未解決事件」に出演しており、この番組では事件の再現ドラマがあり、とってもリアルで恐ろしい内容となっています。
http://www.nhk.or.jp/mikaiketsu/index.html
「尼崎死体遺棄事件」のことを取り上げており、高村薫は、尼崎の現場にいき、監禁に使用されていた部屋にも入っていました。そこで、死亡者もでているので、想像してしまったのか、「衝撃」と語っていました。 雰囲気自体がよくないでしょうし、重い空気だったのでしょうね。
サスペンスの小説を書く高村薫だからこそ、いろいろと感じるところもあるだろうと思います。 それが、また、新しい小説を書く糧にもなるでしょうしね。