放送作家 百田尚樹氏が50歳で小説家 デビュー作「永遠の0」映画化

 百田尚樹氏は、遅咲きの小説家だが、初めての賞は「第10回本屋大賞(2013)」だった。本屋大賞とは、2004年から始まり、本屋の店員の投票で選ぶ本なのだが、大きな賞よりとても身近で、一般の私たちが読んだ意見が入っているような感じがしますよね。「好きな作家」で、9位にはいっているそうで、大人気ですね。

 選ばれた本は、「海賊とよばれた男」で、120万部を突破しており、村上春樹と争うくらいのベストセラーとなっている。 7年前のデビュー以来、オファーが殺到しており、忙しい日々を過ごしているようだが、しかし、本人の百田尚樹氏は、今だけの人気だから、昔から行っていた書店への営業活動は欠かしていないという飛び込み営業のため、断られることも多かったそうですね

 

 「本屋大賞」での他の作品では、

    第6回(2009年)「ボックス!」が5位

    第8回(2011年)「錨を上げよ」が4位

    第9回(2012年)「プリズム」10位

 本屋大賞 150x150 放送作家 百田尚樹氏が50歳で小説家 デビュー作「永遠の0」映画化

 

 「出す本はすべて売れる」といわれて、話題ですね

 

 

百田尚樹氏のプロフィール

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(ひゃくた なおき)

 1956年2月23日生まれ

 現在は、兵庫県に住んでいるようで川西市在住といわれており、大阪には仕事場があるそうです。

 

 大阪市東淀川区出身で、百田尚樹氏は、本は子供のころから嫌いだったそうですよ。水道局の職員だった1924年生まれの父親が「少年少女文学全集」を買ってくれたのに、ほとんど読まず、外でずっと遊んでいたそうです。やんちゃで落ち着きがない感じだったんですかね。 母親も、協調性がないと悩んでいたそうです。興味がいろいろと湧いてくるのかもしれないですね。 本を読み始めたのは、大学の頃からだそうですよ。大学中退し放送作家として活動し始めてからは、周りが読書家だったため、危機感を感じ、1年に200冊以上読んだそうです。すごすぎます!!

 

 中学生からは奈良県に引っ越しをした。出身高校は、奈良県で1番というくらいの偏差値の低い高校だったらしく、大学に進学する生徒もほとんどおらず、百田氏も、成績表が2も多かったといいます。学力が全くなかったため、大学予備校に通っても授業についていけないため、中学の勉強を独学で始めたそうです。 (この意欲がすごいですよね!!)

 同志社大学法学部に見事合格するんですよ。ビックリですよね。かなりの努力家ですね。大学では、ボクシング部にはいったそうですよ。 結局、5年間、大学に通って中退したそうです。 (もったいないですよね。せっかく努力して進学したのに。)

 

 

 

嫁との出会いはテレビ!

  1975年からテレビ朝日系で放送されていた「ラブアタック!」に出演したためだ。

 大学生の時、友達が「ラブアタック」に出演するとのことで、一緒についていったそうです。その時に「おもしろい!自分も出演したい!」と思い、「ラブアタック!」に出場したそうです。 そこでは、客への笑いをとっていたそうです(根っからのおもしろい人なんでしょうね) で、なんと、テレビ朝日からおもしろかったため、「また出場してほしい」といわれたんですって。 モテないで、笑いを求める人「みじめアタッカー」としてちょっとした有名人だったそうです。 しかも、大学中退後、この関係からテレビ業界の仕事をするようになったんですって。 これってほんと、縁ですよね。

 結婚 放送作家 百田尚樹氏が50歳で小説家 デビュー作「永遠の0」映画化

 「ラブアタック!」になんと、今の嫁 理香さんも出場しており、その時に出会ったのです。結構カップル成立率はよかったみたいですね。

 今の奥さんである理香さんは、京都大学経済学部出身で、30歳のころに結婚されていますね。35歳で長男が生まれているようで、娘さんもいますので、二人のお子さんがいますね。 書いた小説は、まず、嫁と子供に見てもらうそうですよ。よくないと言われれば、修正するそうです。 仲がいい感じですね。

 小説を書くと決めた時は、「家計はなんとかするから」といってくれたそうです。 素晴らしい奥様ですね

 

 

 奥さんのお顔が出ています ↓↓

http://bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/kaizoku/kaizoku_sasshi.pdf

 

 小説を書いている部屋は、ぐちゃぐちゃで資料があふれて、足の踏み場がないようです。それが落ち着くのでしょうが、子供たちは、部屋に入ったことがないそうですよ・・・。

 

 

 

放送作家として

  関西では平均視聴率が20%とはあるという今では珍しい番組「探偵!ナイトスクープ」の放送作家をしている。 おばけ番組やら怪物番組といわれるこの「探偵!ナイトスクープ」は、本当に楽しんで、制作しているようです。 視聴者から送られてくる依頼が毎週500通にもおよぶというが、すべて、目を通しているそうで、かなり、おもしろい内容だそうです。百田氏自身、話がおもしろく、楽しい人ですしね。

 探偵!ナイトスクープ 300x173 放送作家 百田尚樹氏が50歳で小説家 デビュー作「永遠の0」映画化

 放送作家としてと小説家としての両方で、どれだけ人気があるのかは気になるというが、それだけ、思い入れもあるため、自分がこれだけ力をいれたのだから、売れてほしいという願いがあるのは当たり前ですよね。

 

  

百田尚樹氏の作品と映画化

  テレビ業界で働き、気づいたら、50歳になっていたという。仕事はとても楽しくて大好きだったそうですが「何かを残したい」と思ったという。放送作家をやっているので、文章を書くことにしたのだそうです。

 

 

 ・2006年の50歳の時に「永遠の0(ゼロ)」でデビューした。300万部を突破している。2009年には、文庫化され100万部を突破しているそうです。

  「生きる勇気をもらった」という意見もでるくらい感動するそうで、祖父が亡くなった太平洋戦争の話と祖父の死の真相を青年が探っていく話。

  事実、百田尚樹氏の身内や父親も兵隊だったそうです。そして、このデビュー作を書いているときは父親は末期ガンだったそうで、出版前に82歳で亡くなったそうです

  2013年12月にV6の岡田准一が主演で映画化が決定している。井上真央や三浦春馬も出演するという

永遠の0(ゼロ) 212x300 放送作家 百田尚樹氏が50歳で小説家 デビュー作「永遠の0」映画化

 

 

 ・2009年の「ボックス!」は、ボクシングの世界を描いた小説で、「第6回 本屋大賞(2009年)」では5位だった。

     2010年5月、俳優の市原隼人主演で映画化となっている。

 

 ・2010年「モンスター」は、テレビ業界にいて多くの女性を見てきたから描けたそうですよ。

     2013年4月、女優の高岡早紀主演で映画化されている

 

 

 ・2013年 「海賊とよばれた男」を出版している。実話である出光興産の創始者をモデルにしているという。 取材もとても大変だったという。

  涙なくしては読めないと話題の本となっており、女性にも人気のため、「本屋大賞」を受賞したのだと思う。

 

 「海賊とよばれた男」の内容がわかりますよ ↓ ↓

 http://bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/kaizoku/kaizoku_sasshi.pdf

 

 

 2013年9月からは、週刊新潮で連載小説「フォルトゥナの瞳」を始められました。これは、初めての週刊誌連載に挑戦するそうで、今後に期待ですね

 

 

メガネ ベストドレッサー賞

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<メガネなしの百田氏ですが、メガネをかけてるほうがいいですね>

 

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<メガネ ベストドレッサー賞に出た時の衣装です>

 

 2013年10月「第26回 メガネ ベストドレッサー賞」文化界部門に百田尚樹氏が受賞しました。百田氏は、子供のころからメガネをかけていたそうですが、なんと2013年の春に、眼の病気にかかり手術をした関係で視力が回復しているそうです。実際は、メガネは必要ないそうですが、顔の一部となっているため、日常生活でもメガネは掛けているそうです。また、老眼鏡をつかっているとも話していますよ。

 選考理由は、「メガネの奥から時には鋭く、ときには大胆な視点で物事をとらえている」として受賞したそうです。

 メガネ ベストドレッサー賞 300x169 放送作家 百田尚樹氏が50歳で小説家 デビュー作「永遠の0」映画化

 他に、女優の鈴木保奈美さんやタレントのローラさんが選ばれています。

 

 

 百田尚樹氏の着用しているメガネが販売されています ↓ ↓

http://www.effo-gla.com/216.html

http://www.effo-gla.com/blog/2013/06/post_418.html

 

 

 

 

NHK経営委員に選ばれる

  2013年10月に、衆参両院の議院運営委員会理事会で、NHK経営委員として百田尚樹氏がえらばれた。 百田氏は安倍晋三首相が自民党総裁選に立候補したときには、支持を表明していたのもあるようです。

 

 

 

 これからは、ますますいろんな仕事をすることとなると思いますが、ずばずばと発言するスタイルは変えずに、頑張ってほしいですね

 

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