ドライブレコーダーは万一の際にどう役立つか

ドライブレコーダーは車の走行の様子を撮影していて、衝突などの衝撃が加わるとその前後数秒間の映像を保存する　ようになっています。

これは万一の際にどのように役立つのでしょうか。

まず、車同士の衝突事故の際に、記録されている映像から事故の時の状況が客観的　に分かります。

交差点での衝突であれば信号機はどちらが赤だったか　

や、一時停止があったか　

などが明確になります。

交差点以外であっても　どちらが車線をオーバーしたか　　

などももちろん記録されています。

目撃者がなかなかいない早朝や深夜などでであっても、かなり有力な証拠　になりえます。

他車がいわゆる危険運転をしていて、そのために事故が誘発されたとき　でも、その危険運転車の特定や危険運転行為の証明もできます。

人身事故　の場合は、相手方に非があったしてもそれを証明するのは非常に難しい　のですが、ドライブレコーダーの記録があれば相手方の動きも映像として記録されているので、事故処理が正当　に進められます。

また、いわゆる「当たり屋」というわざと衝突させて示談金をせしめるものがいますが、これによる被害も防ぐこと　ができます。

当たり屋が人であっても車であっても、当たってくる直前の映像が記録されているので、当たり屋であったと証明することができる　のです。

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